元学習塾スタッフが明かす、塾の正しいえらび方を紹介。個別指導と集団指導の違いやメリット・デメリットなど、現場目線での選び方を指南します。

担任制でない塾にもメリットはある

担任制をとっている個別指導塾には、いくつものメリットがあります。

生徒の個性をよく知った講師による、連続した指導が受けられる、ということは、大きな利点です。

とはいえ、日によって違う講師が授業を担当するタイプの個別指導塾にも、確かにメリットがあります。

たとえば、担任制でない個別指導塾に寄せられる感想の中に「先生によって教え方が違い、混乱する」というものがあります。苦情として寄せられることの多いコメントですが、「先生によって教え方が違う」ということは、角度を変えてみると、大きなメリットにもなるのです。

塾の講師には、それぞれ得意分野や、問題に向き合う姿勢のタイプ、というようなものがあります。

たとえば、数学の文章題の授業では、理学部や工学部でバリバリやっている学生講師にあたった場合、切れ味のよい解き方をしっかり教えてもらえることを期待できます。

一方、入試の数学でさんざん苦労した経験を持つ文系の学生や、社会人講師の場合、公式を忘れたり、式を立てられなくても、何とか答えにたどりつくためのねばり方を知っていて、それが授業のカラーにもあらわれます。

試験で自分のベストを発揮できるようになるためには、切れ味のいい解き方も、わからない時のねばり方も、どちらも大切です。1人に限らず、教え方の違う、いろいろな講師の授業を受けることによって、実は、「いいとこどり」をするチャンスが開かれているのです。

特に比較的学力の高いお子さんの場合、あえて担任制フリーの個別指導塾を選ぶことで、思いがけない収穫が得られるかもしれません。

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