元学習塾スタッフが明かす、塾の正しいえらび方を紹介。個別指導と集団指導の違いやメリット・デメリットなど、現場目線での選び方を指南します。

塾の運営の仕組み

「公文」「学研教室」「明光義塾」などは、全国組織です。
しかも、ご近所に、いくつも見かけることがあります。

フランチャイズ制によって、全国展開が可能になっています。
親会社にお金を払って営業権を獲得した人が、各地で教室を運営しているのです。
セブンイレブンやローソンなど、コンビニでおなじみの組織体系ですね。

実際、インターネットや新聞などに、「塾のオーナー募集」の広告が出ていることがあります。
さらに、「アン」「タウンワーク」など一般的な求人情報誌には、「教室長募集」の広告が出ています。

フランチャイズ経営の塾では、営業権を得たオーナーが教室長または指導者の役割をしていることもあれば、
オーナーが別の教室長を雇って、学習指導上の主な責任者としているところもあります。
一人のオーナーが数人の教室長を雇い、複数の教室を経営していることもあります。

親会社では、共通の教材や指導マニュアルを提供し、研修、教室の設営や広告の支援などを行っていますが、
実際の指導面では、オーナーや教室長にかなりの裁量が与えられています。
「学研教室」や「公文」、「自立学習塾」「明光義塾」などは、地域に複数見かけることがあります。

同じ銘柄の塾では、どこでも同じような指導が行なわれると期待することができるでしょうか。

「近所」に見かける塾が、多くの場合フランチャイズ経営であることをお話ししました。
経営上の責任者であるオーナーが教室長または指導者の役割をしているところもあれば、
別の教室長を雇っているところもあります。

ですから、同じ「公文」であっても、教室によって、かなりカラーが違います。

北海道でも、徒歩圏内に、同じ銘柄の塾がいくつかある、ということも珍しくありません。
最近では、塾にはお子様を車で送り迎えしている保護者の方も多くなりましたね。
そうなると、通える範囲にある塾の数は、特に個別指導系の場合、かなり多くなります。

以前勤めていた教室に、見学の方が来られましたが、少し離れたところにある、
同じ「銘柄」の教室も、見に行くとおっしゃっていました。
とても賢い親御さんだなあ、と感じました。
たとえば同じ「学研教室」でも、隣の教室とは、指導者の個性も、通ってくる生徒たちの雰囲気も、
まるで違うということがあるからです。

中学生向けの個別指導塾「練成会314」「明光義塾」「IE一橋学園」などでは、
教室ごとにますますカラーが違ってきます。
教室長の個性に加え、実際に指導に当たる講師は、別個の人が雇われていることが大半だからです。

この銘柄の塾がいいかな、と思ったら、通える範囲で複数の教室を見学してみるのも、
満足のいく結果につながるかもしれませんね。

塾の講師はどんな人たちなんだろう、と、お考えになったことはありませんか?

答えは、さまざまな人、ということができます。

保護者の皆さんが学生だったころは、塾のスタッフは、指導員として経験と実績を積んだ、プロの講師(もちろん正社員とか、経営者)や、大学生、というイメージだったことでしょう。

しかし今では、実にいろいろな背景を持つ人が、塾講師をしています。

もちろん、大学生の講師は、昔と同様、たくさんいます。

大学生以外に、どんな人がいるかというと......

学生時代のバイトから、塾講師一筋、という人、逆に、全く違う業種から転職してきた人、

弁護士などの資格取得のため勉強中の人、以前学校の教師だった人、

音楽などの世界で成功することを目指している人など......本当に、さまざまです。

「秀英予備校」など、集団指導塾の中には、過去の職歴はさておき、講師はすべて正社員とする方針をとっているところもあります。

いっぽう、講師の多くが非常勤である個別指導塾では、まさにバラエティーに富んだスタッフが、活躍しているのです。

 

 

 

 

 

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